3次メッシュ(1km2)データ活用のTips「メッシュコードとエリアの紐づけ」
今回は、3次メッシュ(1km2)データ活用のTipsとして、メッシュコードとエリアの紐づけについてご紹介いたします。
メッシュコードとエリアの紐づけの目的
今回も北海道のケースでご説明したいと思います。
北海道は広大なため、支店・営業所などの管轄するエリアが複数に分かれていることが想定されます。
従いまして、エリア単位にデータが管理出来るようにするため、前回の 3次メッシュ(1km2)データ活用から派生した形で、3次メッシュ単位にエリアが紐付いたテーブルを作成して、プライマリデータソースへ取り込む方法というのをご紹介します。
テーブルの作成
今回は便宜上、エリアを支店名と命名しています。
従いまして、メッシュコードと支店名が紐づけられたテーブルを作成します。
メッシュコードというよりも、市区町村名に対して(管轄する)支店名を紐づける形になるかと思いますので、市区町村名でフィルタをしながら支店名のカラムを埋めてください。
こちらのファイルは「支店名テーブル.xlsx」としておきます。
支店名テーブル.xlsxのデータブレンド
セカンダリデータソースとして、「支店名テーブル.xlsx」をデータブレンドします。
市区町村名とメッシュコードはデータリンク(クサリマーク)させます。
プライマリデータソースへのグループ追加
セカンダリデータソースの支店名をピルにドラッグして右クリックをするとプライマリグループの作成というのが選択出来るようになっています。
つまり、作成した支店名がプライマリデータソースの市区町村とメッシュコードに紐付く形の支店名グループとして、プライマリデータソースに取り込むことが可能です。
(事後処理)セカンダリデータソースの削除
セカンダリデータソースの「支店名テーブル.xlsx」とは接続を削除しても問題はありません。
エリア(支店名)の紐付けイメージ
エリア(支店名)の紐付けイメージは以下のようになります。
これにより、地理的役割をより細かな粒度で、エリア(支店名)毎にデータ分析すること可能になります。利用シーンが限られるかもしれませんが、データ分析の一助になれば幸いです。